治療した歯が虫歯になる2次カリエス

虫歯治療の終わった歯がまた虫歯になることを2次カリエスといいます。
歯を削って銀歯やプラスチックを詰めた周りの部分が虫歯になり、また治療が必要となるケースは意外と多く、一度虫歯になると歯が無くなるまで何度も虫歯治療が繰り返されることがあります。

銀歯が錆びて虫歯になる

口の中は酸性になったりアルカリ性になったり激しく変化しています。その変化の影響を受け銀歯は酸化し錆びてしまいます。錆ができた隙間から食べかすや磨き残しがたまり、銀歯の下に虫歯ができやすくなります。

セメントが溶けて虫歯になる

銀歯を歯に付ける際、セメントを使用し歯につけます。人によってセメントが溶けやすい口腔内環境のになることがあり、溶けたセメントの隙間から虫歯ができます。

残っていた虫歯が再発する

前回治療した際、虫歯をしっかり取りきれていない場合、残っていた虫歯が再発することもあります。

治療した歯を虫歯にしないために

日々のケアをしっかりと行い予防する

毎日行う歯磨きがとても重要です。歯磨きをする時も力を入れて磨くのではなく、歯を1本1本丁寧に磨くように気をつけながら磨いてください。

医院でのクリーニング

毎日しっかり歯磨きをしても、約20%は磨き残しができてしまいます。日々残ってしまう磨き残しは、歯科医院で行う専門のクリーニングで落とすしかありません。

食生活を見直す

間食が多い、甘い食べ物をよく食べる、よく飲む方は虫歯ができやすい環境を作っています。食べる回数や食べるタイミングを減らしたり変えるだけで、虫歯ができにくい環境にすることができます。

詰め物、被せ物のご相談はお気軽に

銀歯は保険適用なので費用を抑えることはできますが、虫歯が再発しやすいリスクもあります。
治療する場所によって銀歯ではなく、歯垢が付きにくいセラミック配合の白い歯を保険で入れることもできます。

詰め物、被せ物のご相談をされる際は『ホームページ見た』とお伝えください。
スムーズに対応いたします。